職場の人間関係が嫌だからと転職を考えているあなたへ

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転職

職場での人間関係が辛いことがありませんか?上司の当たりがきつい、部下が信頼してくれない、他部署との連携ができない、自分は頑張っているのに。

「人間関係」が理由で転職する人は、全体で2番目に多いと言われています。私たちが生きていく中で、人間関係は切っては切れないものです。親から資産を受け継いで、完全に引きこもったとしても、デリバリーでも、近くのコンビニでも必ず最小限の会話が必ずついてまわります。

「他人」との関係が良好であることが人生に平穏を与えるのは言うまでもありません。

では、なぜ私たちは人間関係を求めて転職をするのでしょうか。また人間関係がきっかけの転職は失敗すると言われていますが、本当にそうなんでしょうか。

この記事を読むことで、今の転職したいという悩みを解決できる一助になると思います。

人間関係が理由の転職は失敗する?

私は2つの理由で失敗すると思っている派です。もしかしたら成功するかもしれませんが、かなりの対策を練らないといけませんので一部の方だけと思っておいた方がよいでしょう。

  • 転職先に過度な期待をしすぎているため、落胆してすぐに辞める
  • 精神的にすり減っているので戦力にならない

転職先への期待

「転職すれば今の苦しみから抜け出せる」と考えているので、「新しい職場は人間関係が良好なはずだ」という期待があります。期待や理想は1mmでも裏切られると落胆が大きくなります。

理想を求める人は、理想が実現できないときに、不満を抱えます。不満やストレスを抱えると、パフォーマンスも上がりませんので周りからの評価も上がりません。

このような方は高確率ですぐ辞めてしまいジョブホッパー陥りやすいので、採用したために発生したたくさんのコストが無駄になります。

企業はこういった経験をしているので、人間関係を理由に転職をしている方の採用には慎重になっていますし、しないことが多いです。

精神的にすり減っているので戦力にならない

人間関係に疲れ切っている方は、回復するまでに時間がかかる方が多いです。ちょっとした関係の悪さでジョブホップすることも問題ですが、我慢に我慢を重ねた方が疲れ果てて転職をしているのも問題です。

精神的に回復していないこともありますし、疑心暗鬼になって新しい職場に溶け込めないこともあります。総じて、本来のパフォーマンスが発揮できないことがありますので、周りからも信頼も得ることが難しいことが多いです。

私の人事面接経験

私の体験談ですが少しお時間をください。

私が人事部に協力して現場マネージャーとして面接をしていたときに、人間関係の改善を転職に求めた方は、ほとんどを不採用にしています。私がいた職場は成長途中のベンチャー企業でしたので、人手はいくらあっても足りない状態でした。ですが、少しでも人間関係に不安を感じたらしっかりと面接で質問をして不採用をしていました。

人間関係を改善したいということをはっきりという転職者はいませんので。私もその人のキャリアをしっかり伺った上で、「いい経歴だなー」と思ったとしても、一つだけ嫌な雰囲気を感じると人間関係の会話に話を持っていくようにしています。

いい経歴であれば、なぜその企業でキャリアアップをしようと思わなかったのか?「人間関係が嫌なので」と、言えないので、次のキャリアを作る明確な理由の準備が求職者には必要になります。その「嘘」を中途半端に準備してしまうと、求職者のストーリーに辻褄があわない場面がでてきます。

ぶっちゃけてしまうと、「嘘」を完璧に演じれる場合は、会社への馴染むスピードもある程度早いですが、「嘘」が中途半端であると馴染む覚悟が中途半端なので離職スピードが早い印象でもあります。

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人間関係が理由の転職はどうすればいいのか?

それでも人間関係の悪化が理由の転職もあります。抜け出したほうがいい環境もあります。では、どうすればいいのか?いくつかの手段があります。

  • 今の環境を自ら変える
  • 転職のゴールを明確にする

私の中では2択です。どちらも大変なことではありますが、一つずつ説明をしていきます。

今の職場の環境を変える

これはいきなり言われても意味がわからないと思います。
ですがコミュニケーションの基本として、「相手を変えることはできません」が、「自分のことを変えることはできます」。

・上司に相談する
・人事に相談する
・自分のスキルを磨く

相談を一つするだけで変わることもありますし、自分の能力を過小・過大評価せずに、会社から評価される項目を徹底的に磨くこともできるかもしれません。自分が変われば、周りは変わります。みなさんの努力の量が足りないだけかもしれません。

厳しいかもしれませんが、私の勤め先でも努力量は足りないですが、自分の努力を認めて欲しいという自己重要感が高すぎるために、「評価されない」「周りとの協力関係が得られない」ということで辞めて行く方も稀にいます。

自分で情報を整理できないのであれば、転職エージェントを使うこともオススメです。転職エージェントからすると、皆さんは「商品」です。

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一流の営業マンは、あなたの市場価値を正確に見定めます。
社外の客観的な評価を得ることで今の会社での道筋が光ることもあるでしょう。

転職のゴールを明確にする

「人間関係の改善」は転職のカードにはなりづらいという事実があります。なのであれば、どのような転職がしたいのか?という明確なゴールを定めす必要があります。

どのようなキャリアを自分で作っていくのか?というストーリーを作る必要があります。今回のようにコロナという歴史的な事件で未来は常に変わっていくので、何があるかはわかりませんが、3年後・5年後の自分はどうなっているのか?というヴィジョンがあると成功確率が一気に高まります。

詳しいことは別の記事に記載したほうが良いぐらいの重要な内容になりますが、慣れていない人だと難しい作業になります。

少しでも早く転職をするならば、転職エージェントとの対面での情報整理をしてもらうことで、スムーズに転職ができる可能性が高くなります。