IT業界で転職回数が多い理由とは?

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転職

はじめに

転職活動をする際、転職回数を気にする人は少なくないでしょう。

実は、IT業界は転職が多い業界で、転職回数が多いことは不利になるより、むしろ有利になることが多いというのはご存じでしょうか?わたしはIT業界で転職を数回重ねてキャリアアップすることに成功しました。

この記事では、なぜIT業界では転職回数が多いのか、なぜ転職活動で不利ではないのか、わたしの実体験を元に解説します。転職回数が多くても転職活動を成功させるコツもご紹介します。

IT業界の転職回数が多い理由

IT業界は、他の業界と比べると転職が多い業界といえます。それにはいくつかの理由があります。

●スキルを重視しているため

●成長環境を重視するため

●IT業界は実力主義だから

などが挙げられます。

それでは、詳しい解説に入ります。

●スキルを重視しているため

IT業界では、どのような会社に何年いたのかという経歴はそこまで重要視されません。

それよりも、どのようなスキルを持っているかが重要とされます。

スキルとは、ITの知識や資格の他に、コミュニケーション力や成長意欲も含まれます。

IT業界では、スキルを伸ばすために成長しようと意欲的な人材が重宝されます。年齢も妨げにはなりません。IT業界では、20代でも、40代過ぎていても、成長意欲のある人を採用する傾向にあります。

IT業界ではあなたの将来性を重要視して採用してくれるところが多いので、短期離職をしてたり、転職回数が多かったりしてキャリアに傷が多い人でも転職活動を成功させることは不可能ではありません。

●成長環境を重視するため

エンジニアなどIT業界の職種の人は、「もっと自分のスキルを高めていきたい」という思いを強く持っている人がほとんどです。

「自分のやりたいことをしたい」「もっと自分にできることを増やしたい」「新しい技術を試してみたい」といった熱い想いと強い欲をもって日々仕事に取り組んでいます。

しかしながら、同じ会社で長い間に渡って仕事をしていると、その会社の得意とするスキルに固定化されてしまうケースがあります。そのため、スキルを高めることができるように、活躍の場を求めて転職する人が多いのです。採用する側の企業も、様々なスキルを持っている人材を重宝するため、スキルアップを理由として転職する人を積極的に受け入れてくれます。

●IT業界は実力主義だから

IT業界は実力主義の業界です。スキルがある人ほど、給与などの待遇もよくなります。

実力次第では20代でマネージャー職をやっていたり、30代でチームリーダーや部長になる人も出てきます。

その一方で、実力がないままでは商流が低い二次請、三次請の仕事しかなく、収入や労働時間などの条件は悪くなってしまいます。

そのため、IT業界では待遇面をアップさせるためにスキルを磨き、より良い環境がある場に転職しようという積極的な動きをする人が多いのです。

わたしの場合は、プログラマーとして2年ほど下請の開発業務として制作に携わってきましたが、給与面や待遇面では不安な面があり、キャリアを高めるためにシステムエンジニアになりたいと思うようになりました。

転職活動では、プログラマーとしての実務経験を生かし、システムエンジニアとして必要な資格取得や勉強をしていることをアピールしたところ、内定をいただくことができました。

→IT・Web業界の転職サイト レバテックキャリア

転職回数が多い人でも転職を成功させるコツ

IT業界では転職回数が多い人でも転職に不利にはならないとは言っても、油断は禁物です。企業にとっては、せっかく採用した人がすぐに転職してしまうのも困ってしまいます。転職回数が多い人は、企業にアピールできるように、しっかり対策をして転職活動に取り組みましょう。

転職活動を成功させるコツを、わたしの体験を元にご紹介します。

●転職理由をポジティブなものにしましょう

転職する理由が、「今の待遇に不満だから」というマイナスなものだと、採用する企業にはあまり良い印象を与えません。

転職理由は「キャリアアップのため」といったポジティブな理由にして、具体的に言えるようにしましょう。

わたしの場合は、20代後半で事務職を辞めて未経験でIT業界に転職しました。以前は職場を転々としていて、転職回数が多かったため、面接で転職理由を話すときには「IT業界で成長していきたい」という思いを具体的に伝えるようにしました。

●キャリアの流れや軸を決めましょう

転職活動に失敗してしまい、短期で離職するなど、行き当たりばったりな経歴だと、転職活動には不利になってしまいます。

マイナス面をカバーするために、不利な経歴に見られるものでも、キャリアの流れを意識して、自分の中で揺るがない軸をしっかり持ちましょう。

わたしの場合は、転職先の職場の環境が合わなくて、3か月ほどで短期退職してしまったことがありました。

前職での経験は、次のキャリアにつなげるための準備期間であったことをキャリアの流れに位置付けて、転職活動に取り組みました。

短期離職をしてしまったことを転職先に伝える時にに「キャリアアップをする」といった軸を元にして話すことで、マイナス面をカバーすることができました。

●転職エージェントに相談する

転職エージェントを利用してみましょう。

転職エージェントは、求人の紹介だけでなく、無料で相談に乗ってくれたり、面接対策や履歴書の書き方に至るまで、転職活動をサポートしてくれるサービスです。

転職回数が多いことでキャリアプランに不安がある場合は、転職エージェントに相談することで、キャリアについて明確に考えることができるようになり、転職理由をポジティブなものにすることができます。

わたしの場合は、転職エージェントに相談しながら、転職回数が多いことをどのように面接の場でポジティブな理由として伝えるか内容を練っていきました。転職エージェントのアドバイスを参考にしながら、自分だけでは気づかなかったキャリアプランを再発見することができて、転職活動にも前向きに取り組めるようになりました。

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まとめ

IT業界で転職回数が多い理由と転職活動を成功させるコツをご紹介しました。

IT業界はスキルや実力を重視するため、転職回数の多さは気にせず、転職活動を成功させることができます。むしろ転職回数が多い人が人材として重宝されることもあります。

転職回数が多い人は、転職理由や今後のキャリアを明確にして転職活動をしていきましょう。マイナス面をカバーして、自分をアピールすることができれば、IT業界での転職活動に有利に働きます。

IT業界で転職してキャリアアップしていこうと考えている方は、紹介した転職活動のコツを参考にしてみてください。

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