徹底比較!転職における和文・英文職務経歴書

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転職

こんにちは。今回は和文・英文の履歴書の比較を取り上げます。

社会人経験もはや〇年、今までの経験社数は派遣を含めると4社(内、外資系1社)と準公務員が1回です。現在は外資系イベント会社の社員ですが、新型コロナウイルスの影響でイベント業界は壊滅的、秋口までのイベントが全て中止か延期なので当面の仕事が無く、10月までに無給休暇を3カ月取るようにと言われており、私自身が転職しなければいけないかもしれな状況です・・(汗)

そんな状況もあり、先日数年間更新されていなかったくもの巣のはった職務経歴書を引っ張り出してきて久しぶりに更新しました。

何度か書いていますが、そんなに頻繁に書く物でもないので、ほぼ毎回「どうやって書くんだっけ?」「何から書き始めたらいいんだろう?」「どんな順番で書けば正しいの?」と新鮮に悩みます。

外資系に転職を希望するとなると英文職務経歴書(レジュメ)も用意する必要があり、両方のポイントを押さえておく必要があります。今回は和文・英文両職務経歴書を比較して、違うところと同じところを検証します。

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【和文】職務経歴書の構成

①日付・氏名

一般的には左上に記載します。右寄せにして、記入した年月日と名前を書いておきましょう。メールアドレス等を記載したほうが良い、という意見もあるようですが必須ではないようです。

②職務概要

「自分がどんな人物か」を経歴に絡めて要約した文章を入れます。文字数は200~300文字程度で構いません。

③職務経歴=内容

どの会社で、いつからいつまで、誰に対して、どのようなことをやってきたのか、をわかりやすく時系列で並べます。表形式でまとめてもいいですし、そうでなくてもかまいません。ポイントは見やすく、わかりやすく、ということです。

履歴書と同じように古い順から書いていくというのが一般的ではありますが、新しい経歴から順に書くのも問題ありません。 ちなみに私は新しい経歴から順に書いています。後でまた説明しますが、英文職務経歴書のは新しい順に記載するのが通常なので、それに合わせました。

④自己PR

自身の強みや、これまでの仕事で得た経験・スキルが何か、またそれをもとに応募する企業に対してどのように貢献できるのかを記載します。経験が浅い場合は、意欲や姿勢などを伝えます。

⑤資格・スキル

WORD, EXCEL, POWER POINT など使用できるツールやソフトと自分のレベル、開発言語や開発環境、語学力(TOEIC , TOEFL, 英検 等)などを記載します。事務職やクリエイティブ職、技術職を目指す人にとってはアピールのしどころでもあります。

④と⑤の順番は逆になっても問題ありません。とにかく職務経歴書は履歴書と違って統一されたフォーマットがあるわけではなく、上記の項目が網羅されていれば細かい部分の形式は割と自由です。相手にとって見やすく・また自分の使いやすいフォーマットを選ぶといいと思います。

『職務経歴書』と入れて検索するだけで無料のフォーマットはたくさんでてきますので、最初はそれを足掛かりに作成していくのが一番簡単です。

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【 英文】職務経歴書の構成

 ①Name / Tel Number / Email address(名前・連絡先)

添付のように英文職務経歴書の場合、名前、電話番号、メールアドレスを記載するのが一般的です。和文は右寄せにしましたが、英文の場合センターに記載するフォーマットが多いです。ちなみにここに住所を記載するように諭すフォーマットもありますが、つい先日外資系の人事部で採用担当をしている英語ネイティブの方に、私自身の英文職務経歴書を添削してもらう機会があり、その時に「住所までは書く必要はないので消すように」と言われました。電話番号、メールアドレスは採用側が候補者と連絡を取るときに必要になるので必須です。

ちなみにもう一つおまけ情報ですが、メールアドレスについて・・・

私がその方に添削を御願いした時に、、記載していたメールメールアドレスについて指摘を受けました。通常使っているプライベートの、ペットの名前を入れたようなアドレスを記載していました。それに関してその方曰く「カジュアルすぎてプロフェッショナルな感じがしない」とのこと。ですので、1つ自分の名前と簡単な数字か記号くらいの要素で構成されたような比較的無難なメールアドレスを1つ取得して、それを転職用の書類には記載するようにしたほうがいいです。

②Personal statement(職務経歴概要+自己PR)

ここは和文同様「自分とは何者か」を要約して記載するのですが、和文の職務経歴書でいうところの ②職務経歴概要に④自己PR的要素を付け加えて感じ、というのが一番近いと思います。経歴記載しつつポジティブな単語をたくさん使って自分をアピールします。

③Employment History (職務経歴)

新しい経歴から順に書きます。この点が和文職務経歴書とは違うのので注意が必要です。

和文職務経歴書は時系列(古いものから順に)書くのが一般的で、新しいものから書いても”あり”、でしたが、英文の場合必ず新しい経歴から記載していきます。

  • 役職
  • 会社名
  • 在籍期間

を記載して、その後は職務経歴を記載しますが、箇条書きにすることが鉄則です。これはあのGoogle の採用担当者も取材で言っていますが、一日何十もの履歴書に目を通す採用担当の方の立場になると長い文章がだらだらと書いてある、というだけで読む気が失せます。箇条書きで完結に纏めてあることが大前提です。

また、自分が達成したことを具体的な数字を入れて書く、ということも大事です。例えば、

Won second place at in-house competition(社内のコンペで2番になる)より

Won second place out of 12 teams at in-house competition by working with two colleagues to develop an app.(二人の同僚とアプリの開発に励み、社内のコンペで2番になった)と書く方が相手に伝わりやすく、アピールになる、ということです。

また、今応募しようとしている企業の募集職種で求めらているスキルや人物像に自分がどのように当てはまるか、という観点で書くことも大事です。このあたりは和文・英文共通ですね。

④Education(学歴)

最終学歴だけの記載で大丈夫です。

⑤Skills(スキル・資格)

ここは和文と一緒なので詳しく書くことは割愛します。

まとめ

いかがでしたか?こうやって比べてみると和文・英文も大枠の構造はほぼ一緒だということがわかりますね。文化や言語的特徴から微妙に作法に違いもありますが、大枠が同じだ!とわかるだけでもだいぶ気分が楽になりますよね。

最後におまけ

最後に、個人的な経験から1つ皆さんにアドバイスですが、どうしても英文職務経歴書の作成が難しい、と感じる場合はお金を払って業者に作成代行を頼む、というのも一つかもしれません。もしくは、私がやったように自分で作ったたたき台をプロの目で添削してもらう、自分では絶対に気が付かない点を指摘してもらえて、ブラッシュアップされてきますのでこれもおすすめです。今だと、個人のスキルを手軽に買えるプラットフォームもあるので、そういうものを利用するのもおすすめです。