転職相談は誰にする? アドバイスをもらう相手選びは慎重に

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転職

はじめまして、田中と申します。新卒入社で京都のとある飲食店で勤務することになりました。入社半年で仕事に馴染めず転職しようか悩み出すことに。。私自身も一人で問題を抱え込み相談できないでいました。

私の悩みは残業の多さや、休日の少なさ、人間関係のトラブルなどがありました。本当は他にも色々あるのですが。。

ありきたりな悩みではありますが、当時の私にとっては大きな悩みでした。私は家族、マネージャー、転職エージェントの3方向にアドバイスを求めましたが、全部バラバラの内容になっていました。

周りの友人や家族に相談するのもいいかもしれませんが、愚痴を聞いてもらうくらいがちょうどいいのかもしれません。私も家族に相談してみましたが、具体的な悩み解決の話にはなりませんでした。

話の結末には全く関係のない仕事をいきなり勧めてきたり、挙げ句の果てには私には根性が足りないなどと提言してきて、会社に残るように説得してきたりと。。私の家族が特殊なのかはわかりませんが、まともな相談相手には相応しくはありませんでした。

また当時のマネージャーの方に転職しようか悩んでいることを打ち明けましたが、綺麗に説得されてしまいました。

入社して半年で仕事がつらくなり、実際に転職活動を始めていたところだったのですが、3年は今の仕事を続けた方がいいと説得されました。仰る内容はごもっともでしたが転職活動にブレーキをかける結果に。。

転職エージェントの方には私の境遇を聞いていただき、どうしていきたいのかといった展望の相談をさせていただきました。また実際に転職活動のお手伝いをしていただいておりました。

3方向からの意見はそれぞれ尊重するべきですが、聞き入れる言葉は自分自身で選ばないと混乱する一因にもなってしまいます。

私の話は可愛らしいものかもしれませんが、転職の相談相手を間違えてしまうと、間違えた方向に誘導されてしまったり、転職活動を妨害されてしまう危険性もあります。

誰の意見を聞き入れるべきなのか、私なりの見解を述べさせていただきたいと思います。

転職相談はその道のプロに任せるべき

結論からになりますが、転職のアドバイスは転職エージェントの方にもらうべきだと思います。私たちにとって最適な転職のサポートをしてくれるからです。

転職エージェントはあらゆる業界や転職市場についての知識を保有している転職サポートのプロの集団です。自分の仕事での悩みを聞いてくれますし、的確な解決方法も教えていただきました。

転職するかどうか悩んでいる時期から、相談にのっていただいていました。エージェントの方から無理に転職活動の押し付けのようなものはありませんし、私に寄り添った形で取るべきアクションを示してもらうといったスタイルでした。

対面での相談が苦手な方には、メールやチャットサービスもありますので気軽に相談することができました。

現職の同僚や、上司または家族のアドバイスは主観的な意見になることも多いのに対して、転職エージェントではデータに基づく客観的な情報を提供してくれる割合が高いことも利点です。

私もそうでしたが会社の上司は退職を止めることもある種業務の一環になっている場合もあります。部下の退職は客観的にみるとその上司の管理能力不足と捉えられがちであるからです。

私の場合も早期退職のリスクや、会社に残ることのメリットを説明されて、頭がパニックになりました。。

特に転職に関しての知識があまりない状態であるならば、偏ったアドバイスに耳を貸すよりも、転職エージェントに相談をすることをお勧めします。

転職エージェントを勧めるワケ

なぜここまで私が転職エージェントをお勧めしているかをまとめていきたいと思います。 あらかじめお伝えしておきますが私はリクルート業者のものではありません。。。

転職エージェントの特徴として私たち応募者は無料で利用することができます。サービス内容としては、キャリア相談、求人の紹介、面接のセッティング、面接の練習などがあります。

これらが全て無料で利用できるのは非常にありがたいですよね。勤務しながら転職活動になる方も多いので、便利なサービスに助けられました。

転職エージェントの方は相手の企業の担当者やトップの方ともパイプを持ってることも多いので、事前に現場の雰囲気やリアルな内情をフラットに教えていただけることもあります。

また世には出ていない非公開の求人を見つけることができるのも転職エージェントを活用するべき利点の一つです。転職をするならより多くの選択肢から決めていく方が圧倒的に有利です。

また純粋に心強い相談相手になってくれるのも転職者にとってはありがたいです。転職活動の悩みだけでなく、自分の状況によっては会社に残ったほうが賢明である場合に指摘してもらえます。

一人で転職活動をするのはメンタルが強くないと難しいものになると思います。適正や経験値を考慮して候補を選んだつもりでも、その選択は自身の知っている範囲に限られてしまいがちに。。

転職エージェントの方と相談して候補を見つけることで、自分では見つけられなかった求人に出会える可能性もあります。

履歴書や職務経歴書の作成も作成したベースのものをもとに調整の仕方などもアドバイスしてくれるので、非常に助かります。

転職相談を避けるべき相手

現職の同僚や上司への相談は避けるべきと考えます。良い関係が築けていたと思っても、なぜか情報が漏れているということは充分起こりうるからです。

当時は純粋に悩みを聞いて欲しくて、上司に相談したつもりでしたが。いつの間にか職場内ではその情報が周知されていて、当時は仕事にいくのがストレスになっていました。

私も経験しましたが、ギスギスした雰囲気の職場で勤務しながら転職活動をするのはなかなか辛いです。悩みを相談したい気持ちは理解できますが、読者様自身のためにも会社の仲間に相談することは控えることをお勧めします。

退職した同僚や上司のアドバイスは聞き入れていいかもしれません。おそらく似たような背景で退職に至ったものであると考えられますので、自分に置き換えて受け入れることができるかもしれません。

実際に転職活動についてやキャリアプランの話を聞くことで自分の役に立つ情報が得られるかもしれません。

友人、家族も転職の相談相手には相応しくないと考えます。会社の相談相手と違い情報漏れのリスクは少ないですが、現実味のあるアドバイスを得る相手としては不適合であるように思います。

実際に転職活動に詳しい方が家族にいる場合は話が別ですが、一般的に転職の素人が述べるアドバイスに耳を傾けることは賢明ではありません。転職については愚痴を聞いてもらうくらいの距離感が程よいと思います。

転職エージェントを利用する際の注意点

私にとっては便利な転職エージェントでしたが、場合によっては欠点になる方もいらっしゃいます。その一つが転職活動のペースを自分で決めにくい点です。

転職エージェントの方によりけりですが、自身の売り上げやノルマのために転職者の意向をあまり考えずに強引に面接をさせようとしてきたり、無理矢理に転職をさせようとする方もいるそうです。

転職エージェントのビジネスモデルとして、求職者を企業に紹介することで売り上げが発生します。求職者が転職に成功すると仲介手数料が発生する仕組みです。そのため急かされることが苦手な方にとっては、ストレスの溜まるシステムかもしれません。

転職エージェントの方もプロとはいえクオリティに関しては個人差があります。また人同士ですので、どうしても相性の悪いアドバイザーの方が担当になってしまう場合もあります。

経験不足の新人のような方が担当になった場合は非常にストレスを感じるかもしれません。その場合は担当者を変更することができますので、責任者の方に問い合わせてみてもいいのではないでしょうか。

無期限で利用できるとは限らないこともデメリットの一つです。多くの転職エージェントは無期限サポートですが、数ヶ月でサポートが後回しになる企業もあるようです。

利用者が多いところになると対応できる人数にも限りがありますので。複数の転職エージェントのサービスを一緒に利用するのもいいかもしれません。

捉え方次第にはなりますが、3ヵ月で転職を決めると目標を決めるきっかけの一つにできるかもしれませんね。

まとめ

アドバイスしてくれる方達の多くは相談者のことを思って提案してくれたり、道を示してくれたりします。中には自身にとってマイナスなアイデアを提示してくる人もいますが。。

誰の意見を聞き入れて、誰の意見を聞き入れないのかは明確に線引きをしておいた方がいいかもしれません。特に現職の同僚などに相談や、悩みを打ち明けるのは、足枷になるケースも多いですので控えましょう。

転職エージェントのサービスは非常に便利ですし、利用するに越したことはありませんが、何もかもを聞き入れる必要はないと思います。

自分の描く条件と異なった求人ならば、面接を断る勇気も必要ですし、より良い求人を見つけるために我を出すことはとても大切だと思います。

自分と相性の悪いアドバイザーと二人三脚でやっていくのはストレスになりますから、担当の変更を思い切るのも悪くはないかもしれません。

転職エージェントを利用して実際に転職を決める方は多いですが、最終的に転職するのか、今の職場に残るのか決めるのは自分自身です。

自分がキャリアを通して何がしたいのか、転職先では何がしたいのか、どういう条件で働きたいのかといったことをまとめて自分軸を持つことが大事になります。

この軸がしっかりしている方は面接の時でも堂々と転職理由や志望理由、キャリアプランの展望を述べることができるのではないでしょうか。


最後まで読んでいただきありがとうございました。