こんにちは。
転職活動をしている方にとって、悩みはつきもの。
「転職をしようと思ったけれど、興味のある企業がたくさんありすぎて、どこに応募したらいいのか分からなくなってしまった。」
「複数の企業から内定をもらったのは嬉しいけれど、その中からどこを選んだらいいのか…。」
等、自分の選ぶべき企業が分からなくなってしまうことってありますよね。
今回は、転職する時に見ておきたい企業の決め手となる部分が何なのか、どこを見ておけば転職に失敗しないのかをお伝えします。
決め手①人間関係
今の会社を辞めようと思ったきっかけが、会社での人間関係に悩みを抱えているからだという人もいるでしょう。
一人で黙々と仕事をしたいという考えをもつ人もいるかもしれませんが、どこかで人との関わりが必要になってきますよね。
ですが、会社での人間関係が上手くいっているとメリットはたくさんあります。
仕事がスムーズに進むだけでなく、自分のスキルアップに繋がることだってあるでしょう。
どこを見ればいい…?
実際に一緒に働いてみないと分からないこともありますが、転職活動中にもある程度確認しておく方法はあります。
面接日にチェック
面接日は、会社の雰囲気を実際に感じることができる唯一の日です。
面接で話すことで頭の中が一杯になってしまわないように、事前にチェックポイントを考えておきましょう。
例えば
- 初対面の人に対しての挨拶
- 社員間のコミュニケーションの様子
- 働いている時の社員の表情
私も転職のために面接を受けたことがありますが、会社に入って初めて会ったのは、面接官ではありませんでした。ですが、笑顔で迎えてくれ、面接官の元へと案内してくれたのです。
その途中にも何人かの社員とすれ違うことがありましたが、皆笑顔で挨拶をしてくれたため、雰囲気が良いのだと感じました。
そして、面接中には、どうしても面接官に用がある社員が来たのですが、上司である面接官と部下である社員のやりとりの雰囲気もよく、ここでもコミュニケーションがよくとれているのだと感じました。
事前にチェック
会社によっては、ホームページに”社員の声”を載せている場合もあります。
人事担当者からの情報だけではなく、社員の声を知っておくことで、そこから現場の雰囲気や人間関係を想像することができます。
また、口コミサイトは一度見ておいても良いでしょう。悪質な投稿者による、虚偽の内容である可能性もあるため、参考程度にするのは良いと思います。
→転職支援リクルートエージェント
決め手②給料
給料面を重視している転職活動者は多いでしょう。
「こんなに働いているのに、給料が見合ってないのではないか。」「転職して昇給率のいいところで働きたい。」という人がいます。
生活を維持していくためにも必要なお金の部分なので、非常に重要ですよね。
どこを見ればいい…?
面接日にチェック
面接の時、こちらから質問しなくても企業側から希望年収について質問があることもあります。そこで年収の交渉をしたい人は、金額について事前によく考えておく必要があります。
また、昇給率については求人情報を見ただけでは分からないことが多いので、質問してみましょう。
事前にチェック
面接の時に希望年収を伝える時にも、事前にある程度企業の年収について調べておく必要があります。
特に年収に希望はない、交渉はしないという人も、求人情報に載っている場合はチェックしておく方が良いでしょう。
→キャリアアドバイザーによる転職サポート【パソナキャリア】
決め手③福利厚生や労働条件
法律で定められている保険などの福利厚生の他に、企業によっては独自の福利厚生があります。
また、残業があるかどうかなどの労働条件についても自分に合った条件だと良いですよね。
どこを見ればいい…?
面接日にチェック
気になる労働条件や福利厚生があれば、内容を聞いてみると良いでしょう。
私の場合、社員旅行について尋ねると、過去に行った場所や参加人数、参加者の年齢層を教えてくれたり、その時に撮った写真も見せてもらいました。
事前にチェック
- 住宅手当
- 交通費
- 特別休暇
- 資格手当
- 家族手当
などは、求人情報を見れば分かることが多いです。
→マイナビ転職エージェント
決め手④会社の将来性
特に、長く働きたいと考えている人にとって重要なのが会社に将来性があるのかどうか。
私も将来性を感じられなくて転職を決めたことがあります。
会社の理念に共感して入社したのですが、私が入社してすぐに理念が変わり、研修で学んだこととは違う取り組みがされていたのです。
新卒採用だったこともあり、新しい理念とのスタートが同じだったので、気持ちを切り替えて頑張ろうとしていましたが、理念が変わったことによって、ベテラン層の離職者がかなり出てしまい、翌年には10分の1の社員が離職することになったのです。
そのことによってもちろん現場は疲弊してしまい、頼れる社員がおらず、私も踏ん張ることができなくなりました。
新しい理念に共感している同僚が非常に少なく、上司に対する不満ばかりが出てくる現場の雰囲気はとても悪かく、辛かったです。
どこを見ればいい…?
面接日にチェック
会社の将来的な目標について、面接官に直接聞いてみるのも良いでしょう。
事前にチェック
インターネットで調べる時、他の会社との違いも出やすい面だと思います。いろいろな会社のデータや理念などを見比べてみると良いでしょう。
決め手⑤仕事内容
仕事内容は基本的なことかもしれませんね。
今の仕事が合わないと感じたり、スキルアップを考えている人には、気になる面ですね。
どこを見ればいい…?
面接日にチェック
転職者ということで、経験のある内容であれば、詳細な質問をしても良いと思います。自分のスキルがどこまで活かせるのか、また、スキルアップができるような環境であるのかなど。
事前にチェック
インターネットで調べることで、簡単には分かると思いますが、実際の所、入社してすぐにできることとできないこともあるので、細かい所まで把握するのは難しいでしょう。
→転職サイト いい求人net
決め手⑥環境
勤務地がどこにあるのかを重視する人も多いです。
自宅から近い方が良いと思う人もいれば、勤務地と生活圏は別が良い思う人も。
また、転勤の有無も気になりますね。
私の場合、時間が取れなかったため、面接地の下見が夜になってしまい、当日の日中との周りの景色や交通量が違ったため、面接地にたどり着くのに時間がかかり、面接時間に遅れそうになったことがあります。
このような失敗はしたくないですよね…。
どこを見ればいい…?
面接日にチェック
実際に企業に行ってみて、自宅から通勤することをイメージしてみてください。
面接地と勤務地が違う場合は要チェックです。
事前にチェック
面接日の前に行ってみておくことをおすすめします。
晴れの日や雨の日によっても所要時間や周辺の様子が変わってきます。
どの決め手が重要なのか?
ここまで、さまざまな決め手をお伝えしてきましたが、一体の決め手が重要なのか?
それを考えるためにも、まずは優先順位を決めましょう。
優先順位を決めるにあたっては、退職理由も関係してくると思います。
まとめ

今回は転職先選びの決め手をお伝えしました。
自分の状況と当てはめてみてください。
そして、まずは退職理由を整理することから始めて、決め手に優先順位を決めていきましょう。
そうすることで、複数の企業から自分の転職したいと思える企業がみえてくるはずです。
