こんにちは。
転職活動中に一度は聞いておきたいのが転職経験者の体験談。
誰もが成功させたいと思っている転職ですが、
残念ながら転職には成功する場合もあれば失敗する場合もあるのです。
失敗させないためにも、転職活動のリアルな部分も知っておき、
転職活動のポイントに入れておいておくと良いでしょう。
それでは、私の転職体験談をお話ししていきたいと思います。
転職を決めるまで
新卒で入社した事業所
福祉系の大学を卒業し、新卒で入社をしてから働いていたのが、児童発達支援事業所です。
そこでは、保育士として発達に障がいがある子ども達の支援をしていました。
全国的にもそうですが、私の住んでいる地域でも保育や福祉の現場では
常に人手不足が当たり前です。
入社する前からそのことは頭にあったのですが、自分が悩むことになるとは思っていませんでした。
入社4年目での決断
入社4年目の4月。
法人の運営方針が変わったことにより、前年度末にかなりの退職者が出ていました。
4月からの現場は人手不足が更に悪化した状態となったため、激務が続きました。
そして夏には、所属先の所長・副所長ともに激務による心の病で退職することになったのです。
他事業所からの応援もあり、何とか運営は続けていくことができていましたが、
実際のところ、支援の質が下がっていることを感じ、同僚と葛藤する日々でした。
プライベートでは、結婚が決まっていて新居選びの最中でした。
主人の勤務先の近くに合わせて引っ越すことにすると、
毎日の通勤が難しくなるため、退職しなければなりません。
キャリアアップもしていきたかったので退職はしたくないと考えていました。
双方の勤務先の中間地点に引っ越すことも考えましたが、
激務に疲弊していた私は、このままここにいてもキャリアアップどころか
自分が病んでしまうと考え、退職をして主人の勤務先の近くに引っ越す決断をしました。
転職時期
私は退職の時期を年度末と決めました。
年度末に退職をし、年度初めに次の勤務先に入社した方が、
保険の手続きも楽ですし、何より学年の切り替えの時期の方が
子ども達と接する仕事の上では働きやすいと感じていたからです。
年明けからの転職先探し
まず行ったのは、ハローワーク
引っ越しを年度末にすることになったので、
引っ越しの準備と転職活動が重なることは避けたいと考えました。
なのでできるだけ早く転職先を決めたいと思い、
年明けから転職活動を始めました。
実は、12月の時点でハローワークに行って相談をしていたのですが、
4月入社を希望している場合は、年明けから探したほうが良いと言われていたのです。
12月末で退職者が出る事業所もあるため、候補が増えるのだそう。
そして、言われた通り年明けに行き、転職先を探しました。
人手不足が続いている業界なので、候補はたくさん出てきました。
いくつかの候補をピックアップし、求人票を持ってハローワークの方に相談をしてみると
「条件は良さそうだけど、ここは退職者がよく出てるからおすすめしたくないですね…。」
「ここのように規模が小さいと、休みが取りにくいので慣れるまでしんどいと思います。」
と、求人票に書いていることから読み取れる事業所の実態や、
ハローワークの方だからこそ知っている情報も教えてくれました。
本当にここしかない?
ハローワークの方と相談しながら絞っていった候補。
それは消去法のように進んでいきます。
そしてハローワークの求人の中から、応募してみたいと思ったのは1つだけでした。
応募の準備をしている時、「しいて言うならここ」という決め方になっていることに気付きました。
転職エージェントの利用
どこのエージェントを選ぶか
インターネットで求人探しをしている時に”転職エージェント”の存在を知ったのです。
仕事探しと言えばハローワークだと思っていた私ですが、
数あるエージェントの中から私は保育士専門の転職エージェントその業界のことをより詳しく知っていると思ったからです。
→日本最大級の保育士転職エージェント【イクテン!】登録してからの流れ
- 就職先の希望条件の確認をします。
- 希望に合った事業所を紹介してくれます。
- 気に入らなければ、条件を変えた場合にも更に探し直してくれます。
- 応募先を決定します。
- 応募先と面接の日程調整をします。
- 面接を受けます。
- 内定をもらいます。
このような流れで進んでいきます。
実際利用をしてみると、ハローワークには出されていなかった求人もありましたし、
事業所の採用担当者とも会ったことがあるため、よりリアルな事業所のことを
教えてもらうことができました。
面接に向けた準備
さて、面接日には履歴書を持ってくるように言われました。
そのことを、担当してくれているエージェントの方に伝えると
「履歴書の添削をしますので、一度鉛筆で下書きをしてもらって、写真データを送ってください。」
と言われたのです。
まさかここまでしてもらえるとは思っていませんでした。
志望動機や自己PRの欄は、相手に伝わるようにどのように書くと良いかを教えてくれ、
誤字脱字チェックもしてくれました。
そのおかげで、自分の書いた履歴書に自信がもて、面接にも落ち着いて行くことができました。
→保育士特化型転職支援【イクシィ】内定辞退
私の場合は、2事業所に内定をいただきましたが、2つ目に受けた事業所を再就職先として選びました。
そうすると、内定辞退の連絡をしなければならないのですが、
エージェントの方から「代わりに辞退のことをお伝えしておきます。」と言われ、お願いしました。
内定辞退の連絡は、心苦しいものがありますよね。
そこをしてもらえたのもストレスがなくて良かったです。
まとめ

内定辞退の連絡をお願いし、無事転職先が決まったのが2月の上旬。
3月までには決めたいと考えていたので、1月の時点でここまでこれたのは嬉しかったです。
たくさんの事業所の中から決めることができたのは
ハローワークの方や転職エージェントの方に相談し、頼ってきたからだと思います。
仕事をしながらだと特に忙しい転職活動ですが、
一人でしようとするのではなく、プロに相談するとスムーズに進んでいくでしょう。


