世の中にはたくさんの転職情報があふれています。
それでも、転職のやり方がわからない…と絶望に陥るときもありますよね。
情報がありすぎて、何が正しいか見極めるのが難しい方も
いらっしゃるのではないでしょうか?とくにネットには無数の情報が存在して、
取捨選択にも時間がかかります。
なぜ、正しい情報を選べないのでしょうか。
それは、自分の軸が決まっていないからです。
なぜ転職するのかや転職後のビジョンを思い描いていれば必要な情報を
すぐに見つけられます。転職のやり方も決まりますよ。
やり方はひとつずつ整理するです。これで、わからないから脱出できます。
1.棚卸しは慎重に
転職活動を始める前に、自己分析やキャリアの棚卸しをします。
その前に転職する理由をはっきりさせましょう。
転職しようと思ったキッカケを書き出します。そして、書き終えた後が大事です。ここで立ち止まりましょう。どの理由も転職しないと叶えられないことですか?
お勤めの会社では、あなたの理想に近づけないでしょうか。
今の仕事を見直しても、難しいでしょうか。
上司や同僚、他部署の方に相談してみると、意外に叶えられるかもしれません。
早まって退職届けを提出するのだけは止めておきましょう。
棚卸しの他に、あなたの性格も整理してください。
性格で転職のやり方は自分でサクサク進めたほうがいいか、
他者に協力してもらったほうがいいか、別れます。
2.自己分析をする
転職する理由が分かれば、自己分析とキャリアの棚卸し、
企業に求める条件を決めましょう。これは、応募する企業を探すときに
必要になります。あなたは、どの職種や業界、どのような企業で働きたくて、
どのように企業に貢献できるのか、考えましょう。
これらの考えをまとめるのは、なかなか難しいかもしれません。
ひとつずつ、過去のあなたを振り返り、整理していきます。
整理し終えたら、求人を見てみましょう。
ネットでも情報誌でもハローワークでも、何でもかまいません。
例えば、転職サイトで探すとします。条件を選択できるので、
順番に該当する内容を選んでいってください。
もし、迷わずに選べなかったら、まだまだ自己分析やキャリアの棚卸しが
甘いです。もう一度、考えてみましょう。そしてまた、求人を探します。
スムーズに選べましたか?スムーズに選べたら、もう大丈夫です。
さあ、本番です。準備が整ったので、求人に応募していきましょう。
転職サイトは複数登録してくださいね。登録するサイトも、しっかりと
自分を振り返っているので、必要なサイトのみに登録できます。
転職サイトは、直接応募型の転職サイトと比べて、かなり豊富な求人案件が
あります。特に専門性が高かったり経験が求められる求人は、
通常の転職サイトではあまり募集がかけられていないため、
利用価値も高くなります。上手く利用しながら進めましょう。
3.客観的には難しい
上記のやり方は無理!でも、ご安心ください。サポートしてもらいましょう。
転職サイトのコンサルタントに相談で、解決します。
自己分析やキャリアの棚卸しを一緒にしてくれます。
面談は夜や土日に予約可能なので、働きながらでも大丈夫です。
求人もあなたの希望にあった企業を紹介してくれます。
サイトにより、登録するだけで企業から面接の案内がきます。
あとは何もせず待つだけです。
この企業からのスカウトも、自己分析とキャリアの棚卸し、
企業研究、業界・職種研究をしっかりした上であることは肝に命じてくださいね。
性格の整理もするのは、ひとりで転職を進めるのが難しい方は
誰かに甘えてもいいことをお伝えするためでした。
4.転職のやり方がわからないは勘違いかも?
しつこいくらい、自己分析、キャリアの棚卸し、業界・職種研究を
おすすめしたのには理由があります。
それは、私の経験上での話になりますが、お付き合いください。
新卒で入社した会社を1年で退職しました。まだ20代前半だったため、
若いからすぐに就職できると思い込んでいました。
新卒のときも、すんなりと内定をもらえたことから、高をくくってました。
一通り準備をして応募するも、面接で落ちる日々が続きました。
原因は自己分析不足。条件が決まっていないため、求人検索から
迷いに迷いました。それでも応募はしましたが、書類選考は通っても、
面接で深いところまで突っ込まれると答えられませんでした。
若さで大丈夫と思い込んでいたため、原因になかなか気づけず、
落ち込んでブルーまっしぐらでした。ハローワークの職員や転職サイトの
コンサルタントに相談し、やっと原因が分かるという顛末に…。
客観的な目線と徹底した自己分析で、書類を作成し直し、
面接でも答えられるようになりました。
が、半年かかって内定をいただけました。
やはり、自己分析、キャリアの棚卸し、業界・職種研究は、
もうこれ以上考えることはないくらいするべきだと思います。
初めは、転職理由から決まりますよね。職種を変えたいなら、
なぜ、今の職種を変えてまでそれをやりたいかを考えます。
次に、どの業界で働くのか、どんな企業で働くのか、と続いていきます。
ひとつが決まれば、次が決まっていきます。
もしかすると、転職のやり方がわからないのは、
何かが決まっていないからかもしれません。
5.まとめ

転職のやり方がわからなくて迷う気持ち、よく分かります。
私は3回転職していますが、その度に、悩み、前回とは転職状況が違うんだなぁと
思わされました。変わらないのは、自分自身をよく知っておかないといけないことです。転職に成功した人や体験談を参考にしても、
転職コンサルタントのような他人に手を借りたとしても、
どうするかは自分で決めていかなければなりません。
でも、もう大丈夫です。
ひとつずつ、整理していけば、数多ある情報の選択も間違えません。
やり方に迷ってつまずいたときは、もう一度、見直せば進めていけます。
お読みいただき、ありがとうございました。転職を決意したら、
出来るだけ効率よく転職活動を進めたいですよね。やり方がわからなくて、
時間をロスするのはもったいないです。
皆さまの参考になり、迷ってもご自身を見つめ直すことで、
また自信を持って進めていけますように。